既存の研修プログラムと+αで、基礎力をもう一段引き上げる
本セミナーのねらい
社内教育のご担当さまは、毎年4月の風物詩ともなっている新入社員研修へ向けて、準備を進めていらっしゃるかと存じます。
研修内容は、社業に関する講義、そしてチームビルディング、マナー、ロジカルシンキングやライティング、PCスキルの習得などございますが、そこにコンプライアンスや財務にかかる内容は含まれているでしょうか。
新入社員には、社会人として求められる基本的な倫理観、行動の理解と実践が求められます。しかしながら、自社のコンプライアンスマニュアルを配布し、所管部門のご担当者さまがミニ講義をするだけで、社会人としての経験が皆無かもしくは圧倒的に不足している新入社員にコンプライアンスの重要性に関する深い理解を刻み込み、行動に関する強い意志を育むことはできるでしょうか。
また、世代間の価値観が多様化し、職場マネジメントにおいて精神論やガンバリズムがまったく通用しなくなった昨今において、マネジメントの客観的かつ合理的な判断基準や根拠を提示する財務の視点や知識を、新入社員にも身に付けさせる必要はないでしょうか。
経営層や管理職が、財務知識を活用しようとしても、新入社員に相応の知識や理解がなければ、職場マネジメントの共通言語として使えません。一方、財務は専門用語が多く、取っつきにくい学習分野であるが故に、新入社員の興味を喚起しながら、かつ単に「楽しかった」で終わらせない学習上の工夫が必要になります。
したがって、今回のセミナーではご参加の皆さまに「ケーススタディーや経営財務シミュレーションゲームへの取組みを通じて、新入社員に求められる必須知識を疑似体験」していただきます。このようなご体験をふまえ、新入社員のコンプライアンス及び財務教育の一助となれば幸いです。
主な内容
1.新入社員に何が求められているか
~与えられた職務の着実な実行と担当範囲の改善提案~
2.今、新入社員研修が押さえておくべき守備範囲
《財務編》
3.財務教育は、ビジネスにおける共通言語
4.財務から読み解く自社の現状、会社の仕組み
5.楽しみながら財務に親しむ
シミュレーションゲームのすすめ
《コンプライアンス編》
6.学生とは違う!社会人として備えるべき倫理観
7.コンプライアンスから紐解く求められる行動の理解と実践
8.ケーススタディから学ぶ実践コンプライアンス
講師プロフィール
新井 健一(あらい けんいち)
株式会社アイベックス・ネットワーク 代表取締役
株式会社アジア・ひと・しくみ研究所 代表取締役
早稲田大学政治経済学部卒。大手重機械メーカー、アーサーアンダーセン(現KPMG)、同ビジネススクール責任者、医療・IT系ベンチャー企業役員を経て、株式会社アジア・ひと・しくみ研究所を設立。現在、同社代表取締役。大企業向けの人事コンサルティングから管理職研修までコンサルティング、セミナーを展開している。
参加要領
13:00受付開始
307/藤
●若手社員育成に力を入れたい経営層
会場アクセス
九段会館テラスコンファレンス&バンケット
〒102-0074
東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス2階・3階